怖すぎる・・・福岡県で起きた数々の凶悪事件まとめ

福岡県といえば、怖い人が多いというイメージを持っている人が多いのでは?それもそのはず、福岡県には指定暴力団が5団体と全国最多。交通事故数も多く、物騒な印象が強いのも頷けます。今回は、そんな福岡県で発生した事件の中から、特に凶悪な事件を紹介していきます。

強すぎる猟奇性!福岡美容師バラバラ殺人事件

※閲覧注意

福岡美容師バラバラ殺人事件とは、1994年に発生した事件。1994年3月3日に熊本県の九州自動車道玉名パーキングエリア内のごみ箱で、人間の左腕が発見されたのがキッカケで発覚しました。同じ日に九州自動車道山川パーキングエリアで右腕が、翌日にはJR熊本駅のコインロッカーで胴体部が発見されました。遺体の損傷が激しく、被害者の身元判明まで時間を要しましたが、3月7日に福岡県福岡市博多区の美容室勤務の女性美容師と判明。被害者の交友関係の捜査により、被害者の上司であった女が3月15日に逮捕されました。犯行動機は、犯人の女の不倫相手であった男性と被害者女性との関係を、犯人の女が一方的に疑ってかかったというものでした。1999年9月3日、最高裁判所は殺人・死体損壊・死体遺棄の罪で懲役16年を女に言い渡しました。
この事件の猟奇性は、遺体の損壊が激しいという点にあります。特に胴体は乳房や内臓がえぐり取られていて、犯行の異常性がうかがえます。このような激しい損壊から、被害者・加害者ともに女性であったので、当初は複数犯での犯行と考えられていました。しかし、解体をしたのは遺体運搬を力の弱い女性でもできるようにするためで、共犯者の存在可能性はないと断定されました。

店員が次々と消えていく!?福岡リサイクル店連続殺人事件


福岡リサイクル店連続殺人事件は、福岡県筑後市で発生した殺人事件。2014年4月、知人名義のカードを利用し不正に現金を引き出した容疑で、リサイクルショップを経営する夫婦が逮捕されたのがきっかけで発覚しました。
この夫婦の周りでは、行方不明になっている人物が複数いるという情報があったため、福岡県警は慎重に捜査。すると、容疑者の夫の実家の庭や、付近の川から複数の人骨が発見され、DNA鑑定により行方不明になっていた当時22歳の従業員と20歳前後の従業員と断定されました。さらに、その後川底で見つかった人骨に2人以外のDNA型を持つ骨があったと発覚、容疑者の妻の妹の夫と判明しました。福岡県警はこの殺人に関わったとして容疑者の妻の妹、47歳の男、46歳の女の3人を逮捕。この後も親族の当時4歳の男児の殺害や、親族への暴行罪、従業員への傷害致死といった容疑で、夫婦の周辺の人物が次々と逮捕。
リサイクルショップで一体何が起こっていたのでしょうか。いまだ謎な部分が多く、被害者が他にもいる可能性も否定できないこの事件。一刻も早い捜査による全貌の解明が望まれます。

残酷すぎて報道規制も!北九州監禁殺人事件


北九州監禁殺人事件は、2002年3月福岡県北九州市小倉北区で発覚した事件。加害者の男はマインドコントロールを行い、自身の手を汚さず8人もの被害者を監禁・暴行・殺害しました。被害者の中には小学生や保育園児もいました。特に小学生は弟を絞殺し、母が絞殺される際に足を押さえ殺害に加担、さらに5人の死体処理にも関与させられた末殺害されたという、想像を絶する残虐な事件です。被害者の中で唯一の生存者であった当時18歳の少女が、加害者の虐待から逃れ祖父の家に助けを求めて発覚。2011年、最高裁判所により加害者の男は死刑、加害者の男の内縁の妻である女は無期懲役が確定しました。
日本の犯罪史上最悪の残酷さとも言われていますが、さほど知名度は高くありません。というのは、当初報道の中心を担っていた地元の報道機関が途中から自主規制を行い報道量が減少し、全国の報道機関の報道に繋がらなかったためです。報道量の減少の理由として、「内容があまりにも残酷で、表現が極めて困難である点」、「家族同士の殺し合いという内容から、被害者遺族をメディアで取り上げて被害を訴えさせるのは難しい点」の2つが挙げられています。