あなたの恋人は当てはまる?男気溢れる九州男児の特徴

皆さんは、九州男児と言えばどんなイメージをお持ちですか?高倉健さんのような男気溢れるイメージをお持ちの方が殆どだと思います。今回は実際に九州男児と接することが多かった福岡県出身の私の経験も踏まえて、皆さんに九州男児の特徴をお伝えできればと思います。

熱しやすく冷めやすい九州男児


九州男児は祭り好き。特に福岡県では、博多祇園山笠・博多どんたく・放生会など、博多3大祭りなるものがあります。やはり、そんな風習が由来してか、情熱的な男性が多いのが特徴です。それは恋愛においても当てはまります。
好きになった女性には、一直線!恋愛もお祭りのように盛り上がり、とことん尽くします。しかし、冷めやすいのが難点で・・・釣った魚に餌はやらないタイプが多いです。全国平均で見ても、結婚平均年齢が若い県民は、1位「宮崎県」(28.3歳)2位「佐賀県」(28.4歳)、さらに6位に熊本、9位に鹿児島と九州男児が占めている一方で、離婚率が高いのも特徴です。1位「沖縄県」2位「福岡県」3位「宮崎県」と続いています。
できちゃった結婚が多いのも背景にありますが、悲しい結果ですね。一概に九州男児だから、と定義付けるわけではありませんが、お祭り好きな分、熱しやすく冷めやすい方が多い傾向も見てとれます。世間からひときわ男らしいというイメージを持たれている背景で、熱しやすく冷めやすい、その自由奔放ぶりに振り回され苦労した経験のある女性は私だけではないはず・・・。

亭主関白だけど子煩悩な九州男児

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私の両親は、生粋の福岡県民です。そんな両親を見ていて実感したことでもあるのですが、やはり九州男児はイメージ通りの亭主関白です。
特に父は、「男子厨房に入るべからず」を地で行っている人です。炊飯ジャーすらまともに使えません。全国的に見ても「自分の食事は誰が作るか?」というものアンケートに対して「家族(自分で作らない)」と答えた人が最も多かったのは九州です。その一方で、育児参加率は意外にも高いんです。なんと6割もの男性が育児に対して前向きだという統計結果が出ています。確かに、私の幼少期も父がキッチンに立っている記憶は皆無に等しいのですが、私をお風呂に入れてくれたり、宿題を見てくれたり、おもちゃを作ったり買ってくれたのは専ら父で、家族でレジャーへ出かけたときは、父が率先して私と遊んでくれたことを覚えています。やはり最終的に「家と子孫を守るのは自分だ」という強い信念があるのも九州男児ならではです。「やるべきことはちゃんとやる」「大切なことは男性が決める」と本来男性があるべき姿もきちんと併せ持っています。亭主関白だけど子煩悩なのが特徴です。

遊び好きでも結果は出す九州男児


酒豪が多く、開放的な男性が多いのも全国屈指の酒処、九州ならではです。特に、私の生まれ育った福岡県では、遊ぶお金は惜しまないタイプの男性が多かったです。福岡県を代表する繁華街「中洲」が発展した理由の1つですね。しかし、遊び好きなその一方で、目標を持ったらまっすぐに突き進む意思の強さを持っています。確かに、歴史上で見ても九州は、多くの著名人を生み出しています。幕末に活躍した西郷隆盛、大隈重信、福沢諭吉などは近代日本の創設者とも言え、皆さんご存知だと思います。
また、活躍している芸能人にも九州男児は多く、「CD売り上げ枚数が多い男性ソロアーティスト」では、上位4名が九州男児という結果になりました。情熱的で、短気で、亭主関白で、子煩悩で、酒豪で、でも結果は出す・・・そんな豪傑な男性が多いところが、ビッグな人物が沢山生まれる所以なのかもしれません。勿論、人にはそれぞれ性格というものがありますから、同じ九州でも色んな男性がいます。しかし、全国的にも市民権を得ているほどの「九州男児」、一度お付き合いしてみるとその魅力に惹きつけられるかもしれませんよ。