旅の土産はこれしかない!文句なしの最強福岡県土産~スイーツ編~

福岡県のお菓子のお土産は色々ありますが、その中でも特に「ザ・スタンダード」と言われている福岡の3大スイーツ土産をご紹介します。貰ってうれしい、あげるほうもうれしい、福岡の人は誰もが知っているド定番です。

まさに福岡の鉄板!「博多通りもん」

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福岡県のお菓子の名店、明月堂の「博多通りもん」はまさに福岡を代表する博多名物といえる人気のお土産スイーツ菓子です。このお菓子の売りが世界食品コンクール「モンド・セレクション」15年連続金賞受賞!です。地元でも不動の人気で、来客用のお茶菓子に、日頃普通に食べるお菓子としても愛されています。福岡のお土産で貰ったことがある、という人も多いのではないかと思います。
なぜ、こんなに長く愛され続けているのか。モンド・セレクション金賞も大きなポイントですが、他に愛されている理由として、「博多通りもん」の味です。食べた時のもっちりとした柔らかい舌触りと饅頭の中の白あんのまろやかな味わいが、あいまって口の中で広がります。薄皮の和の饅頭なのに、バターや生クリームの風味もある、和洋折衷な味といった感じが他にはない癖になる味です。もっちりを超えている、独自の「ねっちょり」とした食感がたまらなく癖になり、また食べたくなる味なのです。
そしてネーミングやパッケージに博多らしさ・福岡土産らしさがあります。福岡名物のお祭りである「博多どんたく」で踊って歌ってパレードを練り歩く姿を「通りもん」と言います。通りもんが踊る黄色のパッケージも印象に残ります。

二鶴堂「博多の女」はかたのひと

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知っている人は良く知っている、福岡県を代表する博多名菓である二鶴堂の「博多の女」。このお菓子を知っている人は迷うことなく「はかたのひと」と呼べるのですが、知らないひとは「はかたのおんな」って言ってしまいます・・・
博多の女は博多土産の定番です。歴史も昭和47年からと結構長くロングセラー商品です。甘すぎない甘みのある小豆の羊かんをバームクーヘンで包んだロール状の一口サイズのお菓子です。西洋のお菓子であるバームクーヘンと和の羊かんを合わせた、当時ではかなりの斬新なお菓子だったのでは思います。今でもこの組み合わせは新鮮で、甘すぎない上品さと、しっとりとした独特の食感と変わらない美味しさが、食べ飽きない、また食べたくなる味となっています。地元でも人気のスイーツで、お茶請けにもよく出てきます。(「博多の女」はモンド・セレクションを5年連続金賞を受賞しています。)
とても美しい絵の「博多の女」のパッケージは、「博多帯締め筑前しぼりあゆむすがたが柳腰」の博多節のワンフレーズ、一節からイメージされ、その一節に合う博多人形を探し回ってやっと見つけた博多人形がモデルとなっています。

100年の歴史「鶴乃子」つるのこ

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創業明治38年の有名老舗和菓子店、石村萬盛堂(いしむらまんせいどう)の歴史深い銘菓「銘菓鶴乃子」は、地元福岡県でも愛され続けている、有名な人気のあるお菓子です。石村萬盛堂は創業当時、鶏卵そうめんを作っている会社で、主に黄身はそうめんの材料に必要だったらしく、白身が製造上余っていたので、その白身を使ってマシュマロを作ったのが鶴乃子の歴史の始まりです。
1977年から3月14日のホワイトデーは、マシュマロデーとして、バレンタインデーのお返しにマシュマロを、と考案したのが当時の石村萬盛堂の社長でした。現在ではマシュマロデーと言わずホワイトデーとなっていますが考案者が福岡のお菓子店からとは驚きです。
「銘菓鶴乃子」はふわふわのマシュマロの中に、ほどよく柔らかい黄身餡が入っているお菓子です。甘すぎず、餡の量もどちらかというと少な目で、このバランスが丁度良くスッキリとした後味で、また食べたいと思いだすような懐かしさもある優しい味です。地元では普段のお茶請けのスイーツで、というよりも、ちょっと特別な日に用意する上品なお菓子として愛されています。味のある鶴の絵やパッケージの形もお洒落でお土産にピッタリです。